音響外傷の注意

耳が聞こえづらくなってここに辿り着いた方。すぐに耳鼻科に行ってください！

私は音響外傷で難聴になりました。

ライブハウスの大音量でスピーカーの前に長時間いたからです。

私はまだ20代前半の学生ですが、若いからといって簡単に治るものではありません。

近年増えているライブ難聴・コンサート難聴・音響外傷になっている方の役に立てばと思います。

ここに記載されている情報は担当医に言われたことに加えて自分で様々なレポ、サイトを巡って調べたものです。ご了承下さい。

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まず、音響外傷を自覚したらすぐに病院に行ってください。

48時間以内なら治る確率が高いと言われています。

1週間以内に治療を開始しないと治癒は難しいです。

2週間過ぎるとかなり厳しいです。

1ヶ月経過するともう絶望的です。

耳の細胞は再生しません。発症直後なら強い薬（ステロイド）で治る可能性がありますが、それをせずに聴力が固定されてしまうとそこから聴力が上がることはありません。

時間との勝負ですので、耳の聞こえの悪さを感じたら即病院に行ってください。

また、耳の耐性は個人差が大きく、隣の人が大丈夫でも自分が大丈夫という保証はありません。

病院に行く基準は人それぞれかと思います。

・ライブ・クラブハウスなどから帰ってきて一晩経っても耳の聞こえの悪さが治らない

・耳鳴りがする

・会話が困難なほど聴こえない

私はこれらを自覚し、救急病院へ行きました。その場で鼓膜が破れていないことなどをチェックしてもらい、応急措置的な薬だけいただいて帰りました。土日を挟んでしまったため、病院でまともに検査を受け治療を開始できたのは月曜日。48時間経過した後でした。

大きなライブハウスに行った経験がなく初めてだったため、音の怖さを知りませんでした。もちろん耳栓もせず、4時間ほど音に晒されていました。

大抵は一晩寝たら治るものだと思っていましたが、寝て起きても耳が聞こえません。完全に異常な状態であると自分でわかるほど重度でした。コンビニの店員の声は聞こえず、すべての音が音量最小に設定した時のように聞こえました。

世界がくぐもって感じられ、怖くなった私は友人のアドバイスをもとに病院へ行くことになります。耳鼻科です。

次回からは

病院に行ってからの診断・検査・医療費

音響外傷とは？

初受診で困ったこと

そして薬の効果、副作用

病院選び

療養期間の注意、難聴で困ったこと

について書いていきます。